定期的にご自分の歯の状況を知っておくことが大切です。
治療も初期の状態で行いたいものです。

定期健診の主な内容

口腔内診査、唾液検査、PMTC※、フッ素塗布、歯みがき指導、噛み合わせ調整
※PMTCはProfessional Mecanical Teeth Cleaningの略で、歯科医師または歯科衛生士による歯の清掃のことです。
口腔内診査
お口の中の状態を目で見て確認するとともに、歯周病検査や画像診査(写真・レントゲン写真)を行い、より詳しい口腔内の状態を患者さまに解りやすくお知らせしています。
唾液検査
細菌レベルで口腔内の状態をお調べし、ひとりひとりに合った歯ブラシ、歯磨き剤を処方しています。
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PMTC(プラーク除去)
プラーク(歯垢)は、歯や歯と歯肉の境目、歯と歯の間によくついている白くてネバネバした汚れのことをいいます。
このプラーク(歯垢)は細菌の集まりで、1mgの歯垢にはおよそ300種類、数億~10億個!もの細菌が棲みついています。
このプラーク(歯垢)は虫歯や歯周病の原因の一つです。
歯石は歯みがきでみがき残したプラーク(歯垢)が唾液の中のミネラルと結合して硬化したものです。歯についたプラーク(歯垢)は、たった2日間で歯石になります。
歯石の表面はザラザラして粗いので、プラーク(歯垢)がさらに付着しやすく、そこが細菌の温床になりやすいのです。
歯と歯ぐきの境い目や歯と歯の間にできた、石のように硬い歯石は、歯磨きだけでは取り除くことができませんので専門的なクリーニングが必要です。